魂に突き刺さった漫画

【はじめに】

 

面白い漫画を10巻くらい一気読みした後、頭が作品の世界から抜け切れなくてボーっと余韻に浸るあの時間がたまらなく好きです。

 

 

 

 

 

 

今回は数ヶ月前から始まっている外出自粛生活中に再燃した僕の漫画購読・収集について書かせていただきました。具体的には最近読ませてもらった漫画たちの中から心にグッときた漫画をいくつか紹介し、作品の魅力を語っていきます。 

 

 

 

 

それでは早速 

 

 

【漫画紹介と感想】

 

1.宝石の国

 

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 作者 市川春子

月刊アフタヌーン』(講談社)にて、2012年12月号より連載中

粉々になっても再生する不死のカラダを持つ宝石28人と、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人との果てなき戦い。

強くてもろくて美しい、

宝石たちの新感覚アクション・バトル・ファンタジー

(単行本背表紙あらすじより)

 

 

 

タイトル『宝石の国』からも読み取れるように登場人物のほとんどは宝石。彼らは宝石ではありますが不思議なことに表情は豊かで言葉も話すし冬眠もします。

中でも物語序盤の主人公フォスフォフィライト(通称フォス)がおっちょこちょいで愛嬌があって可愛らしいんですよ、すぐカラダ砕けちゃうし。

しかし物語が進むにつれ度重なる月人の襲撃や仲間の誘拐を経て、心身ともに変わっていってしまいます(彼は宝石なのでこれを成長と云ってもいいのかどうかは分からん)

 

 もうね、最新9.10巻のフォスに関しては全然可愛くないです。怖いです。お前は本当にあのフォスなのか? シンシャとの約束はどうしちまったんだよと、ただ物語自体は核心にどんどん近づいていてめちゃくちゃおもしろいです、早く続きが読みてえ。

 

3Dアニメ化もされていて宝石の質感とかフォスの愛くるしさとその変容が余すところなく表現されています。Amazon Prime Videoで観れます、こちらも超オススメ!

 

全然関係ないけどBUMP OF CHICKENの『宝石になった日』めっちゃいいよね。

 

 

 

2. 空が灰色だから

 

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 作者 阿部共実

週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて 2011年38号から40号までと同年47号から2013年9号まで連載された。 全5巻完結。

 

10代女子を中心にうまくいかない日常を描く。コメディか、ホラーか背徳か、純真か、説明不能の“心がざわつく”思春期コミック。

(単行本背表紙あらすじより)

 

 

 1巻につき11話まとめられていて毎回登場人物も違う、いわゆるオムニバス形式の作品です。

 

この漫画は1巻読むだけで本当に疲れるんですよ。人間の生々しい感情が 友人関係、恋愛、家族、受験、バイト等、あらゆる話の中にちりばめられています。読んだ後ちょっと心が気持ちが悪くなってしまうような話もありました。(グロテスクな表現はないです。)

 

もちろんネガティブな内容ばかりではなく恋愛や家族愛、そういった意味で心動かされるお話も多く、特に僕が気に入ってる第1巻3話空が灰色だから手をつなごう』もそのひとつです。 この話だけでも全人類に読んで貰いたい。てか読め。

 

 

 

 

3.チェンソーマン

 

 

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 作者 藤本タツキ

週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2019年1号より連載中

 

悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ

ド底辺な日々は、残忍な裏切りで一変する‼

悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕‼(単行本背表紙あらすじより)

 

 

 ずっとチェーンソーマンだと思ってたわチェンソーマン

 

今連載中のジャンプ漫画で僕が一番好きで続きが気になる漫画です。

愛犬と自分の生活の為に、女の胸を揉む為に、好きな女の頼みとあらば、命がけで心臓のトリガーを引く、読んでいて最高に気持ちの良い主人公ですよデンジは。

アキくんとデンジの金玉鎮魂歌(キンタマレクイエム)も良かったですね。

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暗躍するマキマさんはゾクゾクするくらい怖いけど僕は彼女にも人の心があるって信じてますよ。だって映画観て泣いてたじゃあないっすかあ!

 

いつかアニメでデンノコ悪魔のエンジン音聞きたい。

血飛沫とかゲロが苦手な人にはおすすめ出来ないけどね。

 

 

4.とんがり帽子のアトリエ

 

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作者 白浜鴎

講談社の『月刊モーニングtwo』にて、2016年9月号(2016年7月22日発売)から連載中。

これは、魔法使いに憧れる少女に訪れた、絶望と希望の物語。

(単行本背表紙あらすじより)

 

 

ある人から勧められ読み始めて今ではすっかりハマってしまったファンタジー漫画。

絵がとても綺麗で背景や服の描き込みの迫力に圧倒されます。(ベルセルクの幻造世界編並みに画力が高いです。)

 

魔法の設定も緻密に練り上げられているのを感じます。主人公が急に覚醒して魔法力3倍!!!!うおおおおおおお!!!!みたいな展開はまずないです。

 

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あくまで魔法の仕組みの応用とちょっとしたアイデアを用いて困難を解決していくので読んでいてなるほどなと納得・感心してしまいます。

 

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海外でもかなり人気があってフランスの栄えある賞を貰ったとか貰ってないとか。。。

 

 

 

 

【終わりに】

 

如何でしたか。

 

語るなどと豪語しておきながら、あんまり長いとウザがられるかな。。とちょこちょこ文量削っちゃいました。

 

今回紹介させて頂いた漫画はどれも僕が自信をもっておすすめできる作品ばかりです。読み返したり思い出したりしながらブログ書くのも結構楽しかったので、今回紹介できなかった作品のまとめも気分が乗った時、書きたいですね。

 

感想やお前この漫画面白いから絶対読んどけって作品、待ってます。

 

では、この辺で。